豊かで快適なモビリティ社会の実現の為,自動車工学の基礎とCASE時代に代表される,知能化,電動化,IoT化,AIなどの先進技術を融合した研究テーマを推進し,自動運転や安全技術に関する大規模な産官学連携の国家プロジェクトや,自動車産業との最先端技術の共同研究にも多く取組んでいる.更に,本学開催の「KAIT次世代自動車工学シンポジウム」は昨年10回目を迎え,2019年にはKAIT_国際会議 ISAVT2019 (International Symposium on Advanced Vehicle Technology)で好評を博した.又,2022年には格式のある15th International Symposium on Advanced Vehicle Control; AVEC’22を本学開催予定で,グローバルにも先進自動車研究に貢献している.今後も,先進的な自動車・モビリティ研究を通じて,地域コミュニティと自動車産業の発展に貢献する.
内閣府主導の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)採択研究開発テーマ:「仮想空間での自動走行評価環境整備手法の開発」(KAITがリーダ機関)/JST 戦略的イノベーション創出推進プログラム(Sイノベ)採択研究開発テーマ:「高齢者の自立を支援し安全安心社会を実現する自律運転知能システム」(2016~2019年度)/リスク予測のためのドライビングコンテキストセンシングの研究/自動車の運動と制御に関する研究/自動運転・運転支援・先進安全制御システムに関する研究/モビリティリサーチキャンパス構想(AI, IoT, Smart Community)に関する研究/自動車の電動化に関する研究/MBD(Model Based Development), Driving Simulator, Sensor Modeling等 開発ツール環境,評価プラットフォームに関する研究/ 等,企業共同研究テーマ多数.